耐震・リフォーム入門
耐震リフォームの需要
阪神淡路大震災、新潟中越地震と、日本ではここ最近、大きな地震がいくつか起こっています。阪神淡路大震災では、10万棟を超える住宅が倒れてしまい、それが原因で5千人をこえる方が亡くなったといわれています。特に、1971年以前に建てられた住宅は地震発生から20秒~30秒で80%が倒壊したのだそうです。
一方、耐震設計基準が大幅に改正された1981年以降に建てられた建物の、倒壊率はどれくらいだったと思いますか?なんと、わずか0.5%しか倒れていなかったのです。
この地震により、耐震リフォームの重要性が改めて明らかになりました。
被害にあった地域に暮らす人々はもちろん、テレビから被災地の様子を見ていた多くの方々が耐震リフォームの大切さを認識したようで、各施工会社の耐震リフォームの問い合わせが殺到したこともあるそうです。そうした背景もあり、耐震リフォームの技術を習得していなかった施工会社、職人たちがこぞって耐震リフォームの勉強を始めたという話もあります。東海沖地震は、今後いつ来てもおかしくない状況だと予想されています。あなたのお宅は、大地震がきても家族を守れるほどに頑丈でしょうか?耐震リフォームで地震に強い住宅にすることをおすすめします。